インドって東南アジア?

デリー大学留学中。ヒンディー語の能力向上、インドを知り、自分を見直すためのTHE自己満。見たくない人は見なくて結構。

「まじめな記事はつまらん」

ヒンディー語を学ぶ意味を度々聞かれ、答えに困ってもう3年目だ。人工が増えゆくインドは確実にこれから波に乗り、日本は比例して増えゆくビジネスチャンスを求めてインドに進出する。多い人口は安い人件費を生み、安い人件費は低学歴層を必要とし、低学歴層にはそれほど英語を話せない人も多いから、自分はその懸け橋になれると信じていて、そこに意義があるとも思っている。イギリスの植民地だったのだから、英語は通じるという短絡的な考えに負けやしない。

ただ長いのである。なぜ?に対する答えとしては長すぎる。かくしてなぜヒンディー語?という答えにはインドがこれから来るから、という薄い返答しかできないことが悩みだったのだが、このブログを始めて、現地メディアがどう考えているのかわかることも大きな利点だと思うようになった。日本で報道されているのは日本側の視点であるべきなのと同様、インドで報道されているのはインド側の視点であるべきで、そこに考えの差異を見ることができると思ったのである。今日はこれを検証したい。

 

今日の記事⇒12/1, 2018 Daink jagran「連邦首相モーディーは述べる、G20のアジェンダでは発展途上国に優先権を与えよ」

(引用・マジでガバガバ翻訳)

「インド連邦首相ナレーンドラ・モーディーは、今G20のアジェンダにおいて、発展途上国に優先権を与える時が来たと述べた。G20首脳会談に参加するために到着したBRICKSのリーダーたちの非公式の会談を呼びかけながら連邦首相は、G20においては相互の協力をすることが私たちの強固さの根底にあると述べる。発展途上国が、その集まりの指導を行っている。これはひとつの良い機会である。G20のアジェンダでは発展途上国に優先権を与えることこそが必要であるのだ」

ポイント①G20で協力して発展途上国支援を。

「インド連邦首相ナレーンドラ・モーディーはテロリズムと頑固さが全世界の前の最も大きな挑戦であると述べた。恐怖のネットワーク、それらが得ている金銭的援助とそれらの活動を止めるため、BRICKSG20の国々は国際連合で恐怖に反対する枠組みを強固にし、協力して仕事ができるようにしなければならない」

「モーディーはBRICKSの加盟国から経済上の犯罪者たちや逃走者たちに対しても協力して仕事をすることを呼びかけた。彼は、このような犯人こそ、世界の経済情勢に重大な危険をもたらしていると述べる」

ポイント②反テロリズム、反経済犯罪のため協力を。

「インドとBRICKSの他4国は、金曜日に規則に基づき、多くに味方する通商方法の呼びかけをした。増えゆく保護貿易主義の中で、BRICKSの加盟国は、先々を見通し、差別のなく、開かれていて、そして結束した経済システムを作り上げることに力を入れた」

BRICKSの国々の会合には、インド連邦首相ナレーンドラ・モーディー以外に、ロシア大統領ウラジミール・プーチン、中国国家主席の習近平、南アフリカ大統領シリル・ラマポーザ、そしてブラジル大統領ミシェル・テメルが参加した。会合の後、共同声明が発表された」

ポイント③インドはBRICKSと共に反保護貿易主義を取る。

G20首脳会談に参加するため到着したインド連邦首相ナレーンドラ・モーディーは、金曜日に、アメリカ大統領ドナルド・トランプ含む幾人かのリーダーたちと共に面会した。彼は中国の習近平主席、ロシアのウラジミール・プーチン大統領、イギリスのテリーザ・メイ首相とも面会した。中国国家主席と共に、インド連邦首相ナレーンドラ・モーディーは、相互の関係を強固にする議論を行った」

「4月に中国の武漢であった非公式会談の後、両国首脳は既に2回会っていた。彼らは6月に中国の青島であった上海協力機構(SCI)の会議でも面会していたし、7月に南アフリカのヨハネスブルクであったBRICKS首脳会談でも面会していた。モーディーは、習近平に対し、来年、ある非公式会談の場でもてなしをすることを希望していると述べた」

ポイント④中国との接近

「インド連邦首相ナレーンドラ・モーディーは、今日あった会合は、私たちの関係を強固にすることにおいて、ある方向性を与える重要な証明だろうと述べた。モーディーは、アメリカ大統領ドナルド・トランプと日本国首相安倍晋三と共に最初の三国会談において、世界、そして多くにとっての利益の大きな問題について議論した。インド太平洋地域における中国の増えゆく圧力の中で、この面会は重要だと認められよう」

ポイント⑤アメリカ・日本との連携。インド太平洋地域における反中国路線。

f:id:yhkDELHI:20181204032429j:plain

画質わっる!!!ワロタ

日本経済新聞の記事「インド取り込み綱引き」によれば、インド関係のポイントは以下。

ポイント①インドに向け日米がインド太平洋戦略に取り込もうとしている。

ポイント②インドに向け中露が新興国としての連携を呼び掛けている。

ポイント③インド自体は経済成長を目指し両にらみ外交状態。

ポイント④日米印首脳会談。中国の経済的・領土的圧力に対し。「普遍的価値・戦略的利益」

ポイント⑤日米印の数時間後中露印の首脳会談も。「広範な共通利益がある」

 BRICKSについての言及がないところと、テロリズムに対する言及がないところが現地紙との違いか。BRICKS日本関係ないし、テロも平和ボケした日本人には関係ないから当たり前な気もする。引っ張り合いという構図は日本の方が強く、インドは両方ともかじっておこうという感じ。小6のときの俺みたい。親友出来んぞ。

 

てか久しぶりにまじめな記事が書けた。

でもポイントはほぼ一緒で労力と合わなすぎるし書いててつまらなすぎる。

ここでめげたら負けだが、ヒンディー語を学ぶ意義からは外そうと思うし、この手の比較は回数を減らそうと思う。負けで良い、俺がルールブックだ。

 

(元記事:https://www.jagran.com/world/other-pm-modi-says-g-20-agenda-requires-developing-countries-to-get-priority-18701467.html